学习方法-听 说 读 写


1、ヒヤリング

 

中国語の勉強で一番難しいのはヒヤリングだと言われています。これはほかの外国語にも共通しています。ヒヤリングの基本は発音を区別すること。日本語にない発音を聞き分けるためには、まずたくさん聞くことが大事でしょう。単語を聞き、文を聞き、歌を聴き、ラジオを聴き、実際の会話を聞き...何でも良いから、分からなくても良いから、とにかく「聞くチャンスを増やしたい」のです。

 

ヒヤリングのもう一つの難点は声調です。標準語=普通話は、ラッキーなことに声調が比較的簡単です。4パタンしかありません。方言とかになると、9パタンとか16パタンとかがあったりしますよ。ほとんどの方は、個々の単語の声調は正確に分かりますが、文章を読むとなると、勝手に「変調」してしまうのです。日本語の影響もあるでしょう。日本語の場合は声調が変化するのです。例えば、「新聞」という単語があります。それが「朝日新聞」という単語になると、「新聞」の声調が変わってしまいます。ところが、中国語は違います。基本的に単語の声調は変わりません。例外もありますが、一つの漢字には一つの声調。基本的には、声調は固定しています。

 

2、書くこと

 

中国語と日本語は共に漢字を使っています。これは便利ですが、と同時に落とし穴でもあります。多くの方はレッスンを受けていても漢字をあまり書かないようです。漢字はやはり書いたほうが良いと思います。同じ漢字でも、大陸では簡体字を使っていて、書き方が違います。同じ漢字でも意味が違ったりします。最も大事なのは、大人にとって、書くことが記憶することそのものだということです。「聞きながら書く」。この習慣は大人の初心者には大変役に立ちます。是非実践してみてはいかがでしょうか。

 

3、ノルマはいらないが、目標はあったほうが良い

 

語学は営業と違い、ノルマはないほうが良い。ほとんとの赤ん坊は自然としゃべるようになります。これはノルマがないからだと思います。「1才になるまでに絶対にしゃべれないとだめ!」とかのノルマがあれば、きっと、かなりの数の赤ん坊が、母国語を話せなくなるのではないかと思ったりします。その子その子のペースがあり、喋り出す順番があります。「ママ」から話し出す子もいれば、「パパ」から喋り出す子もいます。話すより先に手を出してしまう子もいます。これは子供の個性です。これは大人になってから勉強し始めても同じだと思います。

 

「いつまでできるようになる」というよりは、「できるようになる」のが大事です。自分にとって一番良いやり方に出会い、自分にとって一番良い教師やパートナーに出会い、自分にとって一番良い教材に出会い、そして、焦らず続けることが大事だと思います。

 

しかし、かといって、だらだらして、いつまで経っても、同じく、発音から始まり、同じく、「これはペンです」という句から始まるのでは、退屈で、成果も分かりにくいのです。そのためには、一定の目標は設定したほうが良いと思います。たとえば、一年後単語800、基本句200を覚えたい、二年後はそれらを聞けて話せるようになりたい、とかの目標はあったほうが、計画的に勉強を継続することができて、達成感を味わいやすいのでしょう。できれば、これらの目標は一定の根拠に基づき設定したほうがベターでしょう。

 

4、上達の近道ー中国人と話すこと

 

隣に中国人がいるのに、中国語で話さないのはもったいない。「いつか上達したら話してみたいな」と思っているかもしれませんが、逆の発想が良いでしょうねー話したら上達します。